不動産業者選びで知っておいていただきたいこと

⑴不動産業者を選ぶ際に、お客様が勘違いされていることが多いことをまずご説明させていただきます。スーパーマーケットが野菜を仕入れる際に、仲介業者を複数介して仕入れるよりも、農家さんから直接仕入れる方がコストは抑えられます。しかしこの原理は不動産業界には当てはまりません。不動産の仲介手数料の上限は法律で定められていますので、独自の割引制度を設けている会社を除き、間に何社が仲介してもその報酬を不動産屋同士で按分するだけなので、お客様が支払う仲介手数料は変わらないのです。

⑵街を歩いていると、「物件数№1」などの看板を見かけることがあると思います。そもそも、不動産屋の物件情報については、不動産屋が閲覧することができるレインズというものを使用すれば、他の不動産業者が扱っている物件でもほとんどの場合紹介することができます。もちろん自社物件の販売や賃貸をしている業者もありますが、全て自社物件のみで営業している業者はほとんど存在しません。そのため、物件数№1という看板自体が何を根拠にあげているのか?というところに疑問が生じてしまいます。

⑶テレビCMなどで見る、大手不動産会社が必ずしも良いという訳でもありません。大手になるとノルマが厳しいことが多いので、どうしても売ることや賃貸契約を結ぶことに一生懸命になってしまいます。また、大手であるが故に、マニュアルが決められていて柔軟に対応できないことがありますし、有名な名前の店舗のほとんどがフランチャイズですので、名前だけで不動産業者を選ぶことはオススメしません。